画像で確認できる雷ナウキャストflash-731488_640

雷ナウキャストとは？

雷ナウキャストとは、気象庁の「雷監視システム」により、雷放電の検知とレーダーでの雲の動きを解析して、雷の可能性を発表するものです。

1kmの格子単位で解析して、１時間先まで１０分ごとに発表され、気象庁のサイトから画像と予測動画で確認できます。

雷ナウキャストは、雷の発生に関わらず解析・発表されています。

特に雷が多い季節には、とても役立つ情報だと思います。

雷ナウキャストを確認するには

雷ナウキャストは、気象庁のWebサイトで確認する事が出来ます。

→ ナウキャスト

雷ナウキャストは、４段階の「活動度」で色別表示され、

活動度１：雷の可能性あり（今は雷は発生していないが、可能性がある）

活動度２：雷あり（雷光や雷鳴が聞こえる。可能性が高い）

活動度３：やや激しい雷（落雷がある）

活動度４：激しい雷（落雷が多数発生している）

活動度１は、1時間以内に落雷の可能性があることを意味します。

活動度２～４が予測された場合は、落雷の危険が高くなっていますので、建物の中など安全な場所へ速やかに避難する必要があります。

なお、雷注意報や活動度１～４が発表されていない地域でも、雷雲が急速に発達して落雷が発生する場合がありますので注意が必要ですね。

民間気象会社のアプリにも、似たような表示システムはありますが、基データはすべて気象庁のものだと思われます。

雷ナウキャストの最大の利点

雷ナウキャストは、その細かな解析範囲に最大の利点があると思います。

季節的に、突然の雷発生などもありますが、こうした場合にも、ナウキャストで予測データを確認していれば、行動にもある程度の先読み予定も組めるかも知れません。

気象庁のナウキャストは、雷のほか、降水、竜巻ナウキャストもクリック一つで切り替えられるためとても便利です。

表示は最小で県単位ですが、「高解像度ナウキャスト」では、地図上市町村単位まで拡大表示が可能です。

突然やってくるようなゲリラ豪雨にも、ナウキャストで雲の動きを見ていると、ある程度の予測が出来ると思いますので、ぜひ活用されてはいかがでしょうか。






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