犯罪から身を守る自主防犯行動097565

自主防犯行動とは?

自主防犯行動とは、防犯に関する意識や知識を持ち、自分が犯罪の被害に遭わないための行動をいいます。

警察では、「地域安全情報の効果的な提供」、「防犯相談の実施」、「参加・体験・実践型の防犯教育(学習)の実施」、「街頭における犯罪抑止活動の推進」などを行なって住民の自主的な防犯意識の高揚に努めています。

犯罪が多様化している現在は、高い防犯意識を自らが持って、時にはボランティアに参加するなどの自主防犯行動が大切になってきているのです。

自主防犯行動の具体例

自主防犯行動は、警察での防犯講習などに参加し、地域パトロールや青色防犯パトロールに参加する方法があります。

こうした活動は自主防犯組織によるもので、子どもの登下校時の見守りや、夜間の防犯パトロールなどを行うことにより、声かけや空き巣、ひったくりなどの犯罪を防止する上で重要な役割を果たしています。

青色回転灯をつけた自動車による青色防犯パトロールも、自主防犯活動です。

個人で防犯行動を行うのは、知識や防犯対策などは出来ますが、このようなボランティアに参加し、多くの市民に犯罪防止の活動をアピールすることも大切な事だと思います。

また、地域での犯罪発生状況や具体的な防犯対策を知ることも大切です。

住民が参加・体験・実践する防犯診断、防犯訓練等を開催する場合に参加して、防犯知識を高める事も自主防犯行動では重要ではないでしょうか。

自主防犯行動をもっと高めたいのであれば、日本防災設備協会がおこなっている「防犯設備士」への挑戦もあります。

防犯設備士とは、 防犯設備機器の普及と、正しい知識と運用に関する専門的知識と技能を有する専門家の資格です。

より専門知識をもった総合防犯設備士は、その専門知識を生かして、警察の講習会や建築設計会社からアドバイザーとして意見を求められたりする場合もあるようです。

これは極端な例ですが、防犯の知識を高めて自ら犯罪から自己防衛する事は、決して無駄ではないと思います。






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