暑い日に注意の光化学スモック | 防災図鑑.com 〜備蓄のススメ〜

光化学スモッグとは、工場や車の排気ガスによる有害な化合物が、大気中に拡散されて太陽光により化学反応を起こし発生する光化学オキシダントなどが、空気中にもやのように立ち込めてしまう状況を言います。

夏の気温が高い時期に、風がないと言った条件が重なって都市部などで発生します。

ニュースなどで、「光化学スモッグ注意報が出されました！」などと言っているのを聞いたことがありませんか？

「光化学オキシダント注意報」とも言いますが、スモッグの方がなじみ深いですね。

光化学スモッグが発生すると、目やのどの痛みがおこります。

ひどい場合には、手足のしびれや吐き気などを起こす場合もあります。

光化学スモッグが発生したら、屋外での活動はやめて屋内に入り、窓を閉めるなどの対策をします。

また、目を洗う事やうがいをして安静にし、もしもしびれなどを伴う場合にはすぐに病院へ行くようにしなければならないです。

環境への配慮や規制によって、日本ではしばらく光化学スモッグも減ってはいますが、発生しなくなったわけではありません。

光化学スモックは、

〇日差しが強く、気温が２５℃以上ある

〇風がない

などの条件が重なって発生します。

夏の時期に、都市部でこのような気象条件が重なったら要注意です。

光化学スモッグが発生しても、仕事などをしていれば外出しないわけには行きませんね。

では対策はあるのでしょうか？

光化学スモッグに対しては、普通のマスクなどでは役に立たないと言われています。

微粒子がマスクをすり抜けてしまうためですが、対策をされたマスクも中には出てきました。

PM2.5の対策がしてあるマスクならば、ある程度は防げるようですが、真夏にマスクはつらいですね。

注意報が出されたら、なるべく屋内で過ごすようにして、屋内でもまめにうがいなどをするといいようです。

日が落ちてしばらくすれば、大気も落ち着いて来ますから、自分なりの工夫で日中は対策をするしかないようですね！

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