暴風時の安全対策

30画像提供:気象庁

暴風の基準と安全対策

気象庁では、風の強さを「やや強い風」、「強い風」、「非常に強い風」、「猛烈な風」の4段階に分類していて、例えば、「非常に強い風」とは風速20m/s以上30m/s未満の風を指します。

「非常に強い風」になると、立っていられない状況になると思います。

気象庁基準:風の強さと吹き方(pdf)

また、暴風警報以上の風のことは「暴風」とも呼んでいて、都道府県ごとに基準が設定されています。

暴風が吹けば、倒木や飛来物によって重大な災害が発生する可能性がありますので、十分な注意と安全対策が必要です!

暴風から身を守る対策

台風などによってもたらされる強風は、電車や高速道路などの交通網にも大きな影響を及ぼします。

一定基準になれば、電車や新幹線、飛行機は運休または運転見合わせになり、高速道路は通行止めとなります。

このような事態になると、特に首都圏では交通渋滞や帰宅困難者が出たりして混乱してしまいます。

やむを得ず徒歩移動しなくてはならない場合もあるとは思いますが、転倒や飛来物によるケガなどが心配されますので、可能な限りは安全な室内で過ごすのがいいと思います。

こうした暴風などの場合は、自分で身を守るしか対策がありませんので、風が弱まるのを待つという判断も必要になって来ますね。

大切なことは、気象状況をよく見て、無理をしない行動をするという事ではないでしょうか。

また、ご家庭などでは、外に置いてあるバケツなどの飛散物が出ないように注意しておくことも重要ですね。

暴風による気象情報とアプリ対策

暴風警報などの気象警報の出るタイミングは、都道府県によって違います。

台風の接近状況やなどを見て、数時間前から出されると思いますが、出されるとすぐにテレビの速報やアプリで流れてきます。

このサイトでよく気象アプリの重要性を書いていますが、それは情報の速さに関係しています。

天気アプリのデータは、気象庁のデータから読み込んでいますので、発表と同時にアプリに反映されます。

暴風警報が出ていれば、大雨警報も同時に出されていると考えられますので、このような気象情報を前もって知っていれば、さまざまな防災準備も可能ではないでしょうか。






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