竜巻注意情報と竜巻ナウキャストtornado-572504_640

竜巻ナウキャストとは?

竜巻ナウキャストは、2010年5月から「竜巻発生確度ナウキャスト」として運用が開始されました。

竜巻が発生しそうな激しい突風の可能性を、10km四方の格子単位を1時間先まで10分ごとに予測するものです。

竜巻注意報は、発達した積乱雲があり、竜巻やダウンバーストなどの激しい突風が発生しやすい状況で速報で出されます。

情報は発表から1時間有効で、解除情報は出されないのも特徴です。

竜巻ナウキャストの発生確度

気象庁のサイトで、竜巻ナウキャストの画像および予測動画が確認できます。

気象庁ナウキャスト

竜巻発生確度は、2段階で表示されます。

確度1:確率は1~5%

確度2:確率は5~10% この確度で県などに「竜巻注意情報」が出される。

竜巻やダウンバーストは、規模が小さく継続時間が短いため、直接観測や予測は難しいとされています。

ドップラーレーダーなどの観測から可能性の高さを推測し、確度を発表します。

確度の%が低いと思われるかも知れませんが、竜巻などの突風が10km四方の格子の中で発生する確率が10万分の1%程度なので、低いとは言えないのですね。

むしろ、地図上から考えれば、高い確率と言えるのではないでしょうか。

竜巻ナウキャストや竜巻情報は空振りも多い?

竜巻注意報が出されても、それほどの確率で竜巻が発生するわけではないのですが、急速に発達する局地的な積乱雲などは予測が難しいと言われています。

そのため、気象情報などでは前持って「竜巻など激しい突風のおそれがある」と明記して注意を呼びかけます。

注意喚起こそが防災の基本です。

起こるよりは起こらないに越したことはありませんが、それだけ竜巻やダウンバーストの予測は難しいのではないでしょうか。

2015年12月に、竜巻の大きさを表す世界的な基準、Fスケール(フジタスケールの略。日本人の藤田教授が考案した)を、日本の環境や地理に合わせた見直しが必要だという記事が流れました。

今後、まだまだ観測機器の発達などによって進歩するだろうと思いますが、受け手側としても、しっかりとした防災対策はしなければならないと思います。






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