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防災【口コミ・体験談】もはや災害は他人事じゃない!準備と心がまえが大事です。

防災【口コミ・体験談】もはや災害は他人事じゃない!準備と心がまえが大事です。 | 防災図鑑.com 〜備蓄のススメ〜

目の当たりにした地震の恐怖

「東淡路大震災」及び「東北大震災」そして「熊本地震」と、私が目の当たりにした「大地震」がすでに3つ。

実際には大きな地震はもっと起きています。

そして、大地震は他の災害も引き起こしてきました。

「火災」「土砂崩れ」そして今も目蓋に浮かぶ「津波」

メディアとSNSの発達と普及によって、よりリアルな映像や実況が世の中に伝わり人々の記憶に焼き付きました。

しかし、それでも今回の熊本地震の現地インタビューでは「熊本は地震があまりない所だったからまさかと思っていた」との被災者の方の談話が放映されて、驚きました。

特に、「東北大震災」以後、『日本の地下は新たな活動期に入った。もはや巨大地震はどこでおきても不思議ではない』との専門家の警告は事実でしょう。

どこにいても「自分の命が守れる」ように、準備と心がまえはしておきたいものです。

実際はもっと切実な状態に置かれてしまい、ここで記したことなど、通用しないかもしれません。

それでも、私が感じたことを記させてもらおうと思います。

まずは『命』を守れ!

「グラグラグラッ!」と来たら…私たちは子供の頃から「頭を守れ」と言われ、「机やテーブルの下に隠れろ」と教えられてきました。

これは、現在も間違いない点だと思われます。

しかし、実際の「大震災」「体が固定できない程揺れる」ものでしたね。

私は埼玉県の職場で「東北大震災」に遭いました。

ビルの4階にいましたが、机にすがっていても体が振り回され、自席の机まで戻り下に頭を入れましたが、あまりの揺れにカーペットにすがっていました。

それでも「震度5弱」でした。

起きている時ならまだしも、一番恐いのは「就寝中」かもしれません。

寝室は、特に家具などが倒れないよう、準備が必要でしょう。

『あまり背の高い家具を置かない』というのもありです。

どうしても置かざるを得ない場合は、固定しましょう。

器具には色々なタイプがあるので、自宅の形状に合わせて固定するのがポイントです。

①『天井と家具の間に置いてジャッキのように突っ張り固定するタイプ

②『家具の上と壁をL字型の金具とネジで固定するタイプ

③『床と家具の間(手前側)に差し込んで家具を後ろに少し斜めに倒すタイプ

①は天井が高いとサイズが合わない、また天井が柔らかかったり板を組んであるだけで固定されていない天井(和室に多い)だと使えません

②は賃貸物件など壁をあまり傷つけられないと使えません

③床が硬いことが使える条件です。畳は駄目です。板張りが最適でしょう。フローリングは材質次第です。

避難する

揺れがおさまってきたら…と言っても、今回の「熊本地震」のようにずっと大きな余震が続いていたら、避難のタイミングすら掴めない恐れもありますが、恐らく一段落したら、誰もが『自宅を目指す』でしょう。職場から自宅までわずか数駅でしたが、その時の経験で感じたことです。

歩きやすい靴(履きなれたもの。ヒールのないもの)を職場に置いておく

②あらかじめ地図を確認して自宅までの道筋を頭に入れておく

③自宅が危ない場合の家族の集合場所を決めておく

①は自席の足元などすぐ出せる所に置いておく(ロッカーだとロッカーが倒れたら出せない)

②私は幸い家が近い同僚が最寄り駅まで連れ帰ってくれましたが、もし独りだったら迷子でした。

③何よりも家族の安否が心配なので、第一候補から第三候補くらいまで決めておきましょう。

命をつなぐ

ひとまず家族で集合できたら、救援や支援が来るまで命をつながなければなりません。

今回の熊本で問題になったのが『指定避難場所』だったかどうかでした。

できれば『指定された』施設を目指したいです。

「救援がくるまで最低3日間は自力でもちこたえろ」と聴きますが、家族の人数が多くなるほど備蓄にはスペースが必要で、なかなか置いておけません。

そこでせめて「最低1日分」準備して、それをもって『指定避難場所』を目指しましょう。

そして、重宝されるのが自家発電もできるラジオです。

携帯も充電できたりするのでひとつは準備しておきたいです。






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