津波の恐ろしさと避難対策 | 防災図鑑.com 〜備蓄のススメ〜
津波の避難対策
津波といえば、東日本大震災での大津波は決して忘れられない、忘れてはならない経験です。
地震の海底起伏(震源地付近)によっておこる津波は、まず引き潮があるといわれますが、これは間違いです。
地震の大小にかかわらず、地震が発生したら沿岸部ではすぐに避難準備をしてほしいと思います。
気象情報では発生からすぐに、テレビやラジオで津波の有無も知らせてくれますので、情報をしっかり確認し、津波に備えることが重要です!
情報を重視する津波対策
もしも津波注意報が出た場合には、自治体が呼びかける防災無線などに十分注意をして、避難の準備をすることが重要です。
津波注意報の発令は、津波の高さが0.2m以上1m未満、津波警報は1m以上3m未満で発令され、それ以上が大津波警報という区分です。
注意報がだされたら、沿岸には絶対に近づかず、場合によっては高台への自主避難なども大切です。
津波警報が出されると、テレビやラジオのスイッチがOFFの状態でも、緊急警報放送に対応した受信機を使用し待機状態としておけば、緊急警報放送受信時に自動的に起動し、津波警報の発表を知ることができます。
また、自治体の防災無線、防災メール、民間の気象会社の防災アプリでは頻繁に警戒情報が流れてきますので、身の安全を守る対策をして直ちに避難するようにしましょう。
津波情報の「予想される津波の高さ」は、海岸線での値であり、津波予報区における平均的な値で、地形などによっては2倍以上になる場合もあるとされていますので十分な警戒が必要です。
気象庁のWebサイトで、気象情報の細かな区分など知ることが出来ますので、見ておくといいと思います。
津波による避難警告が出ても、残念ながら「まさか、大丈夫」という気持ちが災いし、巻き込まれてしまったり巻き込まれそうになったりしたと、東日本大震災の被災者の意見からもわかっています。
災害に「まさか、うちは大丈夫」はあってはならない感覚ですから、常に危険意識を持っていることが重要ですね!
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