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中国ではレッドゾーンになったPM2.5

中国ではレッドゾーンになったPM2.5 | 防災図鑑.com 〜備蓄のススメ〜

そもそもPM2.5とはなんでしょう?

PM2.5の2.5は、直径が2.5μm(1μmは1/1000mm)以下の非常に小さな粒子の大きさです。

PMは「Particulate Matter(粒子状物質)」の頭文字をとったものです。

つまり、粒子状物質の大きさが2.5/1000mm(髪の毛の1/30程度)の非常に小さな物質と言う事です。

工場の煙や車の排気ガス中の酸化物などが、大気中のオゾンや太陽光と化学反応してPM2.5が生成されます。

PM2.5は粒子の大きさが非常に小さいため、肺の奥深くにまで入り込みやすく、ぜんそくや気管支炎などの呼吸器の病気などのリスクを上昇させると考えられる有害な物質です。

これが現在、中国で大きな問題になっているPM2.5の正体です。

なぜ中国でPM2.5があれだけ発生するのか?

中国のPM2.5は、2015年12月現在、警戒レベルは中国基準でも最大の「レッドゾーン」が続いています

なぜ中国ではこのような事態になってしまったのでしょう?

要因はさまざまあると思われますが、工場では中国産の安価で上質でない石炭の使用が日常化しているためと、急激な経済成長で、都市部の車が爆発的に増えた事があるようです。

クリーン使用基準が緩すぎるためと、対策技術が追い付かない(あまりやる気がない?)ためによけいにです。

ニュース映像で見る様子は、日本なら考えられない状態ですよね。

中国のPM2.5が日本にもたらす影響は?

中国のPM2.5が日本に与える影響はどれくらいなのでしょう。

日本の基準では、大気中の濃度が1日平均値で35μg/m3以下であれば、健康に影響はないとしています。

今のところは基準値以下ですが、偏西風や黄砂がやってくる時期は注意が必要だとされています。

ただあれだけ大規模な大気汚染ですから、いつ影響が出ないとも言い切れません

予防するにはマスクなどですが、粒子が非常に細かいために「対策」がされたものでなければ役に立ちません。

市販のマスクにも「PM2.5対策」としたものが多く出回っていますので、それらを使うのがいいと思います。

なお、環境省では大気汚染を常時観測して見やすく公開しているサイトがありますので、参考にされるといいと思います。

大気汚染物質広域監視システム「そらまめ君」






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