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強風による飛散物対策

強風による飛散物対策 | 防災図鑑.com 〜備蓄のススメ〜

画像提供:気象庁

強風はなぜ起こる?その対策方法

台風や低気圧の影響などの気象状況によって強風になる場合がありますが、日本では春先に強風が吹くという傾向があります。

春にはまだ北の方にはまだ寒気が残っていますが、暖かくなるにつれて南からは暖かい空気が北上して来ます。

こうした南北の温度差がぶつかったって上昇気流を生み出し、温帯低気圧が急速に発達し強風になります。

「春の嵐」や「メイストリーム」などと呼ばれています。

天気予報を見ていれば、強風は事前に予測することが出来ます!

事前の強風対策をする

この時期の強風は、台風並みの暴風や猛吹雪になったり、沿岸では高波となることもあるので注意が必要です。

台風と少し違うところは、強風の吹き荒れる範囲が広範囲ということです。

このため、強風による被害も広範囲になるという特徴もあります。

このような温帯低気圧の発達が見込まれる場合、気象庁では数日前~一日前までに「暴風に関する気象情報」を発表し警戒を呼びかけます。

その後、強風の数時間前から、都道府県の基準に合った強風注意報や警報が出されますから、事前の準備は可能だと思います。

自宅では、飛散しそうなもの(バケツ、物干しざお、自転車など)を片づけたり、ロープで固定するなどして飛散対策をします。

会社や学校などでは、交通網がストップしたりして帰宅困難になってしまう恐れがありますので、指示に従って、早めの帰宅をするなどの対策をします。

これは会社や学校の教師の判断が重要ですから、会社の役職の方や教師の方はよく気象情報を確認しておくことが大切です。

強風が吹きだしたら、飛散物や転倒でのケガをしないためにもなるべく外出は控えたいですね。

春の強風は、時には雨や雷を伴う事があります。

このような場合の対策にも十分に注意をしておきましょう。

冬の寒さが緩んで、暖かくなり始めるとレジャーなどに出かける方も多いと思いますが、もし強風注意報などが出ている場合は十分に情報に注意してほしいと思います。






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