防災の日はいつ?何をする日?bousai005

防災の日に毎年行われる防災訓練

みなさんは「防災の日」をご存知でしょうか。

毎年、9月1日が「防災の日」です。

1923年(大正12年)9月1日に発生した関東大震災にちなんだもので、また、例年このあたりは、台風の襲来が多いとされる二百十日にあたり、「災害への備えを怠らないように」とした思いも込められています。

防災の日を含んだ前後1週間(8月30日から9月5日まで)を、「防災週間」として防災啓発をする週間になっています。

毎年防災の日には、各地で防災訓練が行われます。

1年の中でも、もっとも「防災を意識する日」ではないでしょうか。

防災の日が制定された歴史的な背景

関東大震災もですが、

昭和34(1959)年9月26日の「伊勢湾台風」によって、戦後最大の被害(全半壊・流失家屋15万3893戸、浸水家屋36万3611戸、死者4700人、行方不明401人、傷者3万8917人)を被ったことが契機となって、地震や風水害等に対する心構え等を育成するために防災の日が制定されました。(東京消防庁マメ知識より)

防災は、それぞれがそれぞれの立場で、防災知識を深め減災していこうということなんですね。

ここ数年の災害によって、防災意識は高くはなってきたとは思いますが、ふだん何事も起こらなければ忘れてしまうのも事実です。

そうならないために、意識の再確認のためにも防災の日があるわけです。

防災の日に再確認する災害の恐ろしさ

防災の日や、直近の休日には各地で防災訓練が実施されると思います。

テレビなどでも、過去の災害を振り返りつつ、防災を考えていく番組などもたくさん作られるようになりました。

動画投稿サイトでは、「防災」で検索をするとたくさんの防災訓練の様子や、消火器の使い方、防災マップの見方などをレクチャーした動画も見受けられます。

中には、決して忘れてはならない災害現場の動画も多くあります。

こうしたものからも目を背けず、感じて考えて、実際の災害にはなにをどうすべきかを学ぶのも防災や減災につながっていくのではないでしょうか。






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