土砂災害の避難対策199191

恐ろしい土砂災害から身を守る対策

大雨がもたらす災害で恐ろしいものの一つに土砂災害があります。

山間部で、長時間にわたる降雨のために浸透した雨水が、ある時点で飽和状態のようになって土砂と一緒に流れ下って来ます。

あるいは、細い小川をがけ崩れが塞ぎ、限界を超えると一気に崩壊して下流域を襲います。

鉄砲水や土石流とも言われますが、これもどこでいつ起こるか予測がむずかしいのも事実です。

土砂災害から身を守る対策は、その予兆を見逃さないことではないでしょうか。

土砂災害の兆しと対策

大雨警報が出された後、しばらくして土砂災害警戒情報というものが出される場合があります。

大雨警報の状況の中で、より土砂災害の危険が増した場合に、市町村長が避難勧告などを適切に判断できるようにと、住民の自主避難の判断になるように県と気象庁が共同で発表する情報です。

市町村単位でも出されますので、この情報が出たら「危険」だと判断して自主避難の準備をするのがいいと思います。

テレビの字幕などで発表情報は流れますし、ラジオでも警戒を呼びかけます。

天気アプリをインストールしておくと、この情報もすぐに流れてきますので、災害対策として天気アプリや防災アプリを入れておくといいでしょう。

鉄砲水が来る場合は、あまり濁っていなかった小川の水などが急に濃く濁りだすといわれていますが、実際に確認しているときに土砂が襲ってくる場合もあるので注意が必要です。

ふだん流れていない場所から大量の水が流れてきたりする場合も、土砂災害の危険信号かも知れません。

このような現象を確認したら、役所や消防に状況を電話をして、一刻も早く避難するようにします。

土砂災害の安全対策は避難する事

土砂災害警戒情報が発令されると、市町村長は避難勧告や避難指示をハザードマップと照らし合わせて出す場合があります。

そのような場合は、躊躇せずに避難する対策が必要です。

自身の安全を確認したら、家族や近隣住民とすばやく避難し、逃げ遅れないことが重要です。

日頃から防災マップの確認をして、住んでいる場所や近隣の危険個所の把握をしておきましょう。






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