留守にしていることを知られないようにする
空き巣は家の留守を狙い侵入します。
事前に下調べして留守になりがちな時間を調べても、家に誰かがいる気配があれば無理に入らないはずです。
昼でも玄関のあかりをつけておくことなど効果があります。
旅行で長期間留守にするときは面倒でも新聞配達を止めるようにしましょう。
郵便受けに新聞があふれれば留守にしていることが一目瞭然になってしまいます。
戸建てで心配なのが空き巣に入られないかどうかです。
マンションは低階層を避ければ空き巣被害が減りますが、戸建ては必ず1階があります。
人が作ったものは防犯対策しても破られるものと考えましょう。
防犯対策でよくあるのが窓ガラスを防犯ガラスにすることです。
防犯窓に貼られているCP認定シールは、いわば防犯窓の目印です。
実際これに変えても窓を破ることはできます。
ですが、破るのに10秒はかかり、大きな音が出るのがメリットです。
また、面格子窓は防犯窓ではありますが、工具を使えば入れない家ではありません。
でも自分が泥棒なら侵入するまでに時間をかけて見つかるリスクを冒したくありません。
要は泥棒に
この家は侵入するのが面倒
と思わせることができればいいかと思います。
空き巣の情報網には要注意
泥棒は常に聞き耳を立てています。
友人と飲みに行っている時に家族でハワイに行く予定があるなどといったことを話してはいませんか?
そのような話を隣で泥棒が聞いていたりするかもしれません。
こうした留守情報を泥棒が聴けばそのまま帰りに尾行され、住所を特定されることになります。
また、それ以外にも泥棒は情報収集の方法を持っています。
・防犯カメラがついてないなど侵入しやすいマンションはどこか?
・その家の家族構成はどうなっているか?
・過去に泥棒に入られたことのある家かどうか
など空き巣にとって侵入しやすいと判断できる家がリストアップされた名簿が出回っているといいます。
過去に泥棒に入られた家がなぜリストアップされているのでしょうか?
それは、空き巣被害にあったことがある家はガードがゆるいと思われてしまうからです。
そのため何度も狙われてしまうこともあります。
このように泥棒は常にアンテナを張り情報収集しており、侵入されるかされないかは他人事ではなありません。
空き巣対策として警備会社にセキュリティーを頼むのは最大の防犯です。
しかし、あえて泥棒はそうした家を狙っていることもあると研究者は語ります。
夜中、コンビニに行くぐらいの時間は大丈夫だろうとセキュリティーを切ったまま出かけてしまう人がいます。
泥棒はその隙を狙って侵入してくるのです。
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