街頭緊急通報システムとは？ | 防災図鑑.com 〜備蓄のススメ〜

出典：警視庁 http://www.npa.go.jp/

街頭緊急通報システムとは、なじみのない名称ですが、これは、スーパー防犯灯とも呼ばれ、非常用赤色灯、非常ベル、防犯カメラ、インターホン等を備えた防犯灯です。

緊急時には警察への通報や映像の伝送をすることができるものです。

子ども緊急通報装置は、非常用赤色灯、非常ベル、通報者撮影カメラ、インターホン等を備えた装置で、通学路、児童公園等に設置され、これも、緊急時には警察へ通報をすることができます。

これらは現在、全国に設置拡大されつつあるようですが、実際の通報はなかなかむずかしいなどの理由から、使用実績はまだ低いようです。

このシステムのメリットは、何といってもその即効性と視認確認が出来る事ではないでしょうか。

通報は警察の通信指令センターと直結され、場所や周囲の状況確認などの情報収集もただちに行え、犯罪の検挙のための指令を出すのも早く行えるようです。

指令センターでは、現場周囲の状況を確認しながら通報者ともインターホン越しに会話ができるため、パトカーなどに出す指令も具体的に早く行われるなどのメリットがあるようです。

まだまだ普及途上にあるシステムのようですが、全国的に一般化してくれば、心強いシステムであることは間違いないと思います。

公園などに設置してあるスーパー防犯灯は、警察官の指導のもとで、こどもたちにも使い方の説明指導も行われています。

まだまだ一般的に知られていないシステムですが、今後設置個所も増えてくれば、犯罪の抑止効果は上がるのではないでしょうか。

街に防犯カメラが爆発的に普及しているのも、犯罪抑止や検挙向上に果たしている役割が大きいと認識されているからだと思います。

見にする機会や啓発活動が増えて行けば、防犯カメラのような爆発的普及はないにしても、必ず一般的になるシステムだと思います。

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