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津波予報はどこが改善された?

津波予報はどこが改善された? | 防災図鑑.com 〜備蓄のススメ〜

津波予報とは

地震の震源が海底にあり、津波を引き起こす可能性がある場合に、地震が発生してから約3分(日本近海で高い精度で観測された場合には約2分)を目標に津波注意報や警報が出されます。

震源や深さ、マグニチュードなどを解析して、全国66の予報区ごとに津波の高さや到達時間などを予測して発表するのが津波予報です。

出典:気象庁HP http://www.data.jma.go.jp/svd/eqev/data/tsunami/ryoteki.html

津波情報は新しく改善された

東日本大震災での津波情報に反省点があったことから、2013年3月から、津波情報の内容が新しく改善されました。

大津波警報を例にすると、それまでの、5段階数値(3、4、6、8、10m以上)を3段階(5、10、10m超)とし、表現に「巨大」と言う言葉を付けて非常事態であることを伝えるようになったのです。

残念ながら多くの犠牲者が出てしまった東日本大震災では、ある意味「油断があった」と避難者も多数証言しています。

そうした教訓もあり、表現に分かりやすさと幅の高い方を発表する事によって、危機感を持つように改善された訳です。

津波情報は、かなり細分化された情報を基に、表現は分かりやすく出されるのですが、それを受ける私たちも、常に防災意識と危機感は持っていなければならないと思います。

津波注意報・警報の種類

リーフレット「津波警報が変わりました」

解説ビデオ「津波警報と津波注意報」

(いずれも気象庁HPへリンクします。解説ビデオはとても分かりやすいです。)

津波情報が出たらしなくてはならないこと

津波注意報や警報が出たら、沿岸ではただちに高台に避難する事です。

過去に、少なからず「油断」があった事は残念ながらいなめません。

日頃は、津波情報についてよく理解しておく事も大切だと思います。

沿岸の自治体や自主防災組織でも、防災訓練もしていると思いますが、内容を真剣に受け止めて、防災意識の向上をしてほしいと思います。






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