災害時の避難指示137684

避難指示とは?

避難指示とは、災害が発生し緊急を要する場合に、市町村長が住民などに対して避難するように強く求める事で、避難勧告より重い内容で出されます。

市町村の災害対策マニュアルの基準は決まっていますが、実際には現場の状況や気象状況の推移を見極めてから出されるため、発令自体とてもむずかしいことも事実です。

避難勧告や避難指示を早めに出しておけばいいじゃない?と思われるかも知れませんが、そうして何もなかった場合には「信頼性」がなくなる恐れもあるのです。

本来は、何事もなければいいはずなのですが、人の心理はむずかしいところもあるのですね。

避難指示の内容は?

避難指示は、防災無線や防災メール、広報車や消防車、消防団による戸別口頭伝達などが使われます。

防災無線は、雨や風などがあると聞きにくくなってしまうという弱点を持っていますので、確実に伝達するために複数の手段を使います。

防災無線や防災メールの内容は、

『こちらは〇〇市防災広報(又は、〇〇市長)です。現在、台風〇号による豪雨のため、〇〇川の氾濫が予想され、たいへん危険な状態です。〇〇地区の住民の方は、直ちに〇〇避難所に避難を完了して下さい!』

などの内容で出されます。(これは例ですから内容は市町村で違います)

避難準備情報や避難勧告よりも内容は緊迫した重いものになっています。

このような状況であっても、「私のところは大丈夫だから」という心理が働いてしまうことがあります。

これを「正常性バイアス」といいますが、過去に経験したことがない事が突然起こった場合にみられるらしいのです。

実際の災害後に被災者に聞くと、「私は大丈夫」「ありえないから」などの思いが先行してしまった結果逃げ遅れになってしまったということです。

役所が避難勧告や避難指示を出す場合は、熟慮した決定の上で出されることは間違いありません。

「何もないはず」という固定観念はすてて、「身の危険が迫っている」と思う事が大切です。

日頃何もなければ、そうした考えも薄れてしまいがちですが、災害はいつくるか予想できません。

しっかりとした防災意識を、常に持っていたいですね。






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