災害時に役立つ避難地と避難所のちがい296811

避難地とはどういう場所か

避難地とは、災害時に「一時的に避難」する空き地や公園の事で、一定期間避難生活をする「避難所」とは違います

「緊急避難場所」ともよばれ市町村が指定しますが、緊迫した状況の中で、とにかく被害の拡大を防ぐなどの目的で真っ先に避難する場所という考え方です。

どちらも近接していることが多いため、言葉としては混同している方も多いと思いますが、平成26年6月に改正された「災害対策基本法」によって明確に区別されました。

数多くある「防災サイト」でも、避難地と避難所を分けて考えているところはまだあまりないようです。

避難地はおもに屋外ですので、季節や気象、時間帯にも影響を受けるため、体育館などの近くを指定する場合が多いようです。

また、災害の種類や居住環境によっては、地震による津波から緊急に避難する高台やビルの屋上が指定されている地域もあります

避難地で行われること

避難地では、災害状況や安否等の確認が行われます。

一時避難地は、広域避難地へ移動する前の中継地点となっている場合もあり、地区の各家庭が一時避難地に集まってから、その後広域避難地へ移動することもあります。

災害時の緊迫した状況では、避難すると言ってもなかなか素早くとはいかないと思います。

混乱を防ぐため、自治体では防災訓練で細かな避難誘導の方法なども確認されます。

避難地を確認しておきましょう

災害が発生した場合に、真っ先に避難する場所を知っているでしょうか。

市町村が配布している防災マップや防災マニュアルには、緊急避難場所や避難所が記載されています。

ある実験によると、事前に避難場所を知っているのと知らなかったのとでは、避難時間に大きな差がでました。

避難場所を知っている人たちは、真っ先にそこへ向かったのですが、知らなかった人たちはあちこち動き回ったため混乱がおきて結果的には危険にさらされてしまったという実験データです。

日常、何もないと気にもしないことですが、災害はいつおこるかわかりません

日頃から、住んでいる場所の避難場所や避難所の確認はしっかりしておきたいですね。






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