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災害時の避難勧告とはどういったもの?

災害時の避難勧告とはどういったもの? | 防災図鑑.com 〜備蓄のススメ〜

避難勧告とはどういったもの?

避難勧告とは、災害時や災害発生の恐れがある場合、住民の生命・身体の保護を目的に、住民に安全な場所への避難を求める事で、市区町村長が発令します。

防災無線や防災メール、広報車などを使って避難を呼びかけます。

場合によっては、消防団などが個別に回って口頭で伝える事もあります

法的処置もなく、住民の判断に任せられるため、状況の確認と共に消防団が自主的に回る場合もあります。

避難勧告を発令する場合、しっかりとした状況確認をして判断されるため、市町村の災害対策の基準を基に出されます。

避難勧告の内容

避難勧告の発令前に、避難準備情報が出されます。

避難準備情報は、要援護者など避難に時間がかかると想定して、避難勧告の前に出されます。

『こちらは〇〇市防災広報です。現在、台風〇号による大雨のため、〇〇地区に土砂災害の危険が高まっていることから避難準備情報が発令されました。お年寄りや救護が必要な方は〇〇避難所へ避難を開始してください。その他の方も避難を開始して下さい。』

などの内容で、防災無線や防災メールを通じて呼びかけます

準備情報と言っても、「準備して下さい」という内容ではなく、「避難して下さい」となります。

この後、しばらく、もしくは間もなく避難勧告が出されます。

『こちらは〇〇市防災広報です。現在、台風〇号による大雨のため、〇〇地区に土砂災害の危険が非常に高まっているため避難勧告が発令されました。該当地区の住民の方はただちに〇〇避難所へ避難して下さい。』

などの内容で出されます。(これは例文ですのでこの限りではありません)

この内容に付け加えて、避難経路の状況や通行止め箇所なども入ることがあります。

防災無線は特性上、戸別受信機がないと聞きにくいという弱点を持っています。

それを補うため、広報車や消防車、消防団の人海戦術を使って避難をよびかけるのです。

よく話題になるのが、「私のところは大丈夫」という思いで、避難しない方が多いという事です。

災害の時は、自分の安全を確かめ、それから周りと共に行動する共助が大切です。

「私のところは大丈夫」という固定観念を捨てて、「危険が迫っている」という思いをもって行動してほしいと思います。






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