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知っていますか?非常食の新しい備蓄方法「ローリングストック法」

知っていますか?非常食の新しい備蓄方法「ローリングストック法」 | 防災図鑑.com 〜備蓄のススメ〜

知っていますか?非常食の新しい備蓄方法「ローリングストック法」

ローリングストック法とは、「ストックしている食品を、少しずつ食べ、食べた分を補充していく」という、非常食の新しい備蓄方法です。

ローリングストック法は、2013年頃から推奨され始めた備蓄法です。

わざわざ特別な非常食を備蓄しておくのではなく、ふだんでも食べられる、そして食べなれた食品を備蓄していこうという考え方です。

ローリングストック法のメリット 賞味期限の管理がしやすい

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ローリングストック法がなぜ推奨されているのでしょうか。

第一に、賞味期限の管理のしやすさです。

ローリングストック法では、月に1回か2回備蓄した食品を食べる日を設けます。

そして、食べた分を補充していくのです。

ですから、3年や5年といった長い賞味期限の食品を買う必要がないのです。

1年ぐらいのもので大丈夫なのです。

ローリングストック法のメリット おいしい非常食を備蓄できる

ローリングストック法で非常食を備蓄すると、賞味期限は1年くらいのものであれば十分です。

となると、ふつうに売っているレトルト食品や缶詰でOK!ということになります。

乾パンだけ、というような非常食からしたら、とってもおいしそうだな~、と実感できますよね。

また、「非常食としては結構いけるけど、ふつうに食べるとしたら・・」というようなものを、ふつうの食品より高いお金を払って買う必要がないんです。

ローリングストック法 どこに備蓄する?

ローリングストック法では、備蓄した食品を月に1回か2回ずつ食べていきます。

ですから、クローゼットの奥の持ち出し袋の中などに備蓄しておくと不便です。

キッチンやリビングの一角に、備蓄する場所を設けるのがいいですね。

ミネラルウォーターのペットボトルは、外出の際に家族がさっと持っていけるよう、リビングや玄関近くにおしゃれなボックスなどに入れて収納しておくと便利です。

レンジでチンするタイプのごはんや、缶詰、カップ麺、レトルト食品、フリーズドライ食品などは、キッチンの戸棚などの中に1つ備蓄用のボックスを入れて、そこに備蓄しておきましょう。

お菓子なども一緒に備蓄しておくと、わりと頻繁に目に入ると思いますので、何があるか、家族みんなが把握しておけます。

ローリングストック法を楽しむ こだわりの食品を見つける

日頃インスタント食品を使わない方からすると、わざわざ、あまりヘルシーな印象のないインスタント食品を定期的に口にするのは抵抗があったりします。

でも、「化学調味料不使用」など、健康志向のレトルト食品は増えています。

缶詰などは、家庭で調理するよりもむしろビタミンが多く残っているという説もあります。

また、フリーズドライの野菜も最近で多く売られていますよね。

カップ麺などあまり食べない、という方でも、健康志向の保存がきく食品をみつけてみると、楽しくローリングストック法を実践できると思います。

ローリングストック法を楽しむ 月に1回か2回は、手抜きごはんで防災訓練

ローリングストック法では、月に1回か2回備蓄した食品を食べていきます。

その日だけは、ごはんを炊かなくていい「手抜きできる日」として、主婦の方は楽しみになさるといいと思います。

また、家族みんなで、もし災害にあったら・・ということをイメージしながら、防災にまつわる話をしながら調理してみると、いい防災訓練になると思います。

冷えてまま食べた時の味、すこし温めて食べてみる味、など、色々を試してみるといいでしょう。

新しい非常食の形、ローリングストック法は無理なく実践できる備蓄法だということがおわかりいただけたでしょうか。

ぜひ、家族みんなで非常食について考えてみてください。






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