空き巣に強い防犯建物部品 | 防災図鑑.com 〜備蓄のススメ〜

防犯建物部品とは、空き巣などが、侵入行為を開始してから建物の内部に侵入可能になるまでの時間（抵抗時間）が５分以上であることが確認された「防犯性能の高い建物部品」を言います。

防犯性能試験を実際に行い、その性能が基準をクリアすれば認定され、CPマーク（承認マーク）の使用が出来るようになります。

防犯性能の試験時間が５分以上となったのは、実際の「元空き巣」への聞き取り調査によって決められたと言う、嘘のような本当の話しです。

防犯建物部品には、ピッキングやこじ破り、ガラス破りなどに強いものが認定されています。

認定されている部品は、平成27年11月末までで、17種類3,281品目に上ります。

種類やメーカーによって、その多くがCPマークを取得しているのですね。

認定されている部品には、防犯サムターンや強度が高いシリンダー、ドア部材、防犯ガラスなどがあります。

参照：警視庁・住まいる防犯１１０番
http://www.npa.go.jp/safetylife/seianki26/theme_b/b_d_1.html

空き巣などの侵入犯罪者は、入念な準備と巧妙な手口で住宅を狙います。

このような侵入者から財産を守るためには、自主防犯が欠かすことはできません。

今の建設部品は、こうしたCPマークを取得した物も多く使われていると思いますが、さらなる防犯のために防犯建物部品の知識も持っているといいと思います。

いつ、どこで、誰が、どんな犯罪に遭うかわからないような現在の犯罪発生状況では、犯罪から家族の安全や財産を守るためには一人ひとりが高い防犯意識と正しい防犯知識を持つことが大切です。

また、実際にも具体的な防犯対策をする必要があると思います。

自宅にいても、常に鍵をかける習慣や、建物の入り口などは乱雑にせず整理して視界を良くしておくなどの習慣が大切です。

防犯建物部品などに頼りすぎることなく、身近で出来る防犯対策からはじめましょう！

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