こどもたちを守るこども110番の家kodomo110

こども110番とは?

こども110番とは、一般的には「こども110番の家」などの表記が多いかも知れません。

通学路にある商店街の店舗やなどが、こどもたちへの「声かけ」や「つきまとい」などの身の危険や不安を感じたときに、直ちに駆け込み、救助を求められる緊急の避難所として設けられています。

店舗の入り口などに、大きく「こども110番の家」と書かれたのぼりやステッカーなどが掲示されていて、見かけた方も多いと思います。

全国的に展開されていて、郵便局や駅、JAなども参加していると思います。

「こども110番のタクシー」もあり、何かの異常事態でこどもが助けを求めた場合には、車内に避難させて警察などに連絡することもあります。

こどもたちを犯罪から守るための、実は大きな取り組みです。

意外に知らない子供110番の家

確かにのぼりやステッカーはよく見かけますが、実際にはどんな仕組みなのかはあまり知られていないようです。

実際に何かあれば、こののぼりやステッカーを見かけたこどもたちが助けを求めて駆け込んできます。

そうした場合、すぐに避難させるとともに、警察への連絡をこどもたちにかわって行うのが「子供110番の家」です。

警察や教育委員会、PTAなどが連携して、地域住民の協力のもと実施されているしくみなんですね。

このしくみができたきっかけは、平成9年5月、兵庫県神戸市内において男子小学生が殺害された事件です。

これを機に、全国的に「こどもの安全を地域全体で守っていく」という事でさまざまな取り組みが始まりましたが、その一つが「こども110番の家」です。

現在は、さまざまな団体などの協力もあって、全国に200万か所以上の「こども110番の家」が設置されています。

こども110番の家は他の役目もある

こども110番の家は、緊急時の避難の他にも、「水を飲ませてほしい」や「トイレを貸して」などにも柔軟に対応しているようです。

こどもたちが安心して過ごせるようにと、地域が一丸となってこどもたちを見守っていこうという素晴らしいしくみなんですね!

こうした取り組みの他に、実際に電話やメールで悩みなどを相談できる民間の「こども110番」もあります。

http://www.kodomo110.jp/






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