タウンセキュリティーで安心なまちづくり | 防災図鑑.com 〜備蓄のススメ〜

タウンセキュリティーとは、各戸にホームセキュリティーなどを設置し、街のあちこちに防犯カメラの設置や警備員によるパトロールなどをすることで、街全体が安全・安心のシステムで守られていることです。

このようなセキュリティーで守られた街を、セキュリティータウンとも言います。

ほとんどが民間の会社が推進するセキュリティーシステムで、新しいタイプの建売住宅団地などに設置されている場合が多いシステムです。

このようなことから、地域密着型のセキュリティーシステムとも言えるかも知れません。

タウンセキュリティーには２種類の考え方があり、１つは外部からの侵入をシャットアウトする「閉鎖型」と、もう１つは「人の目」を監視の１つと考える「開放型」です。

閉鎖型は、都市部のマンションタイプに多く、開放型は、郊外の分譲住宅などに多い考え方です。

閉鎖型が都市部に多いのは、高層タイプの住宅が多い事から、その方が防犯対策がとりやすい事にありそうです。

逆に開放型は、見渡す範囲も広い事で「人の目」による監視にポイントを多くおいていて、ご近所同士のつながりも多い事から不審者の発見などにつながる事がメリットになっています。

防犯カメラやご近所の「目」を、防犯対策の大きな役割りとしているのです。

こうした取り組みは、防犯カメラを多く取り入れ、全体で防犯に力を入れる下町などのアーケード街の考え「地域密着型の防犯」にも共通しているのかも知れませんね。

犯罪の増加が心配されている現在、子どもたちを見守る活動が全国的にも増えています。

自主防災組織による青色防犯パトロールなどもその一つです。

個々の防犯対策も大切ですが、地域が一体となった防犯も重要だという考え方が広まり、警察や自治体なども協力して犯罪の撲滅に力を注いでいます。

タウンセキュリティーも、こうした考えを発展したまちづくりです。

このような事が、全国的に増えていくといいですね！

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