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地震対策の知識

地震対策の知識 | 防災図鑑.com 〜備蓄のススメ〜

地震対策は防災しかない

「震災はいつやってくるかわからない」とよくいわれます。

季節や時間帯もまったくわからないのが現状です。

緊急地震速報が鳴っても、その数十秒後には地震が発生てしまうので、地震に対してわたしたちが出来る事は「防災」しかありません。

震災が起こっても、被害を最小限にとどめる地震対策を施しておきましょう!

すぐできる地震対策

震災が来てもある程度被害を少なくする減災を、それぞれの家庭で行う事も重要です。

地震対策を具体的にすると、イラストのような家具の転倒防止対策や移動防止などですが、建物の壁は、下地におおむね石膏ボードが使われていて、実はこれにはビスが効きません。

ではどうやって家具などの地震対策をすればいいのでしょう?

ボードビスという専用のビスがありますが、慣れていないとうまく止めることが出来ず、かえって壁を傷つけてしまいます。

壁には横に下地が入っていて、そこに止めるのが理想です。

イラストのような止め方が一番いいのですが、その高さにちょうど下地があるとは限りませんので、付近の壁を上下にドライバーの背でたたいてみて下さい。

下地のないところは鈍いコンコンですが、下地に当たると高いコンコンという音に変わります。

コンパスのような針や、下地確認用専用治具(大きなホームセンターで購入できます)でも見つけることが出来ます。

家具の上部に固定できない場合は、家具を挟むようになるべく高い下地をみつけて壁と固定します。

つっぱり棒を使う方法もありますが、かなりの力で固定させなくてはならないので、状況に応じて使い分けるといいと思います。

家具の下には、4か所、滑り止めのゴムなどを入れておくといいようです。

家具は、なるべく窓から離しておくのが理想で、重いものなどは上に置かないようにしておきましょう。

自分では難しいと思ったら、ホームセンターの店員さんからアドバイスをもらったり、ご近所の詳しい方や大工さんに頼むのも方法です。

このような地震対策が震災の時には役立つと思いますし、減災にもつながっていきます。

積極的に地震対策をするようにしたいですね!






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