近年の地球温暖化や異常気象の影響でしょうか。
自然災害が日本のいたるところで発生しています。
その自然災害から自身の身を守る手段や知識を身につけておけば、その時に役に立つことは間違いなしです。
■火事
建物火災の原因で最も多いのが天ぷら油を使用している時の火災です。
油に火が付いた時には水をかけずに布で覆って空気を遮断して消すことを覚えておきましよう。
水をかけるのは逆効果になってしまいます。
天ぷら油を火にかけての放置は時間が経つことで自然発火をしてしまうため、大変危険です。
もしも火事にまきこまれたときは、煙を吸い込まないようにしましょう。
濡れた布(タオルなど)で顔を覆います。
衣服に火が付いたら立ち止まって床に伏せて転がって火を消し、最も近い出口から脱出します。
ドアノブは炎で熱くなっていることが考えられますので直接触れないように注意をしましょう。
■地震
地震による揺れを感じたら姿勢を低くしてテーブルなどの下に入り安全を確保しましょう。
また、安定した物につかまって頭上へ物が落ちてこない体勢をとりましょう。
近年、スマートフォンや携帯電話にて気象庁より提供される緊急地震速報を受け取ることができるようになっています。
地震が発生し大きな揺れが来る数秒前にアラームで知らせてくれるシステムです。
アラームが鳴ったら落ち着いて対応しましょう。
■洪水・津波
海岸の近くで暮らしている人々は、ラジオなどで津波などの警報を確認するようにしましょう。
正しい情報を得ることは緊急事態の時の基本的原則です。
警報を確認したら、すぐにその指示ってください。
出来るだけ海岸から離れ遠い場所、また場合によっては高い場所へ冷静に(油断なく)素早く非難しましょう。
まさか我が家が・・・とは決して思わないことが大切です。
日頃から万が一の場合に備えて避難場所を家族で話し合うことも必要です。
津波は地震が原因で起こるとは限りません。
火山の噴火や大きな山崩れなどが原因で引き起こされる場合もあります。
とはいっても、やはり地震が原因で起こる場合がほとんどです。
地震はプレートの境、断層の急激なずれによって発生するものです。
このずれが海底の地形を崩し変えてしまう時に津波が発生し、その波が発生するのです。
津波は地形(海岸線の形状)や海の深さなどで波の速さや大きさが違ってきます。
自然の災いから身を守るには「備え、あれば憂いなし」の考えが一番!です。
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