災害の時のライフライン復旧による二次災害road-works-820562_640

ライフラインとは

ライフラインとは、電気、水道、ガス、電話など日常生活に不可欠な線や管で結ばれたシステムやバスや鉄道、道路網の総称で、英語ではインフラストラクチャー(インフラ)といわれています。

防災用語でも、ライフラインやインフラはよく聞く言葉になっていますが、最近ではライフラインと表現されるほうが多いようです。

大震災が起こると、このライフライン大きなダメージを受けてしまいます。

阪神淡路大震災、東日本大震災でもこれらのライフラインの損傷によって混乱し、また、復旧までには相当な時間を要しました。

生活に重要なライフライン

普段の生活では欠かすことができないライフラインですが、災害が発生すると大きく状況は変わってしまいます

中でも、ガス・電気・水道がなければ何もできなくなってしまいます。

かろうじてガスはカセットボンベなどで代用はできますが、電気や水はなかなか難しいです。

災害が発生すると、供給会社ではさまざまな対策をして復旧にとりかかります。

驚いたことに、今までの大震災でも、複雑な損傷個所以外では1~2日で一部の電気は復旧しています。

ライフラインの復旧による二次災害

災害によって電気設備に異常がおこると、ほとんどのケースで自動的に異常を感知して停電になりますが、避難する場合にブレーカーを切っていく事はなかなかできません。

そうすると、電気が復旧した場合に、宅内で使用していた家電がショートを起こして、そこから火災が発生する場合があります。

このような火災を「通電火災」といいます。

実際にこのような事例はあったので、復旧して通電する場合には確認しながらの作業になるため時間を要してしまうようです。

防災から見ると、通電火災を起こさないように、ブレーカーに市販の感震遮断装置を取り付けるといいと思います。

ホームセンターやネットショッピングで購入が可能です。

心構えとしては、

・グラッと来たらコンセントを抜く

・避難するときはブレーカーを切る

・切れた電線にはさわらない

・損傷したり水につかった家電は絶対に使わない

このような防災意識が大切ですね!






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