知っていますか防犯環境設計goreme-64874_640

ハードとソフトを合わせた防犯環境設計

防犯環境設計とは、建物や街路のハード面の環境を設計をすることにより犯罪を予防することです。

また、住民や警察、自治体などによるソフト面からの防犯活動と合わせて、防犯環境の形成をしていく総合的な防犯対策の考え方と言えます。

アメリカでは、CPTED(Crime Prevention Through Environmental Design:環境設計による犯罪予防)と呼ばれ、1970年代から進められています。

犯罪から守るための都市づくりをする上では、重要な意味を持っています。

防犯環境設計の手法

防犯環境設計の考え方には、監視性の確保、領域性の確保、接近の制御、対象物の強化があります。

 

【監視性の確保】

見通しが良く、死角がないなど、住民の目が常に行き渡る環境をつくる

【領域性の確保】

心理的にも物理的にも「犯行がやりにくい」と思わせるような工夫をすること

【接近の制御】

入り口を制限するなど、物理的に、犯行をするものを近づけない環境にする

【対象物の強化】

窓やドアのセキュリティーを強化し、犯行をやりにくくする対策

 

このような街づくりの手法は、セキュリティータウンとして現在は広まりつつあります。

住んでいる地域を丸ごと防犯強化してしまう事で、犯罪をやりにくくしてしまおうという考え方です。

自主的な活動を取り入れた防犯環境設計

防犯環境設計のような取り組みは、自主防犯組織を主体として行われることが多いですが、警察や行政も協力して防犯対策に取り組むことも大切です。

前に挙げた4つの考え方は、おのおのが自主的に建物の防犯強化をし、周りの人々と共に、住んでいる街全体を守ろうとする事です。

この「自主的」こそが大切な考え方で、何事も人任せでは進んでいかないと思います。

コミュニティーでの話し合いなども大切で、「ご近所同士のつながり」が、防犯上重要な要素として昔からあったのではないでしょうか。

行き過ぎたコミュニケーションではなく、プライベートも尊重しながらのまちづくりが、防犯には大切な事だと思います。






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