火砕流の災害対策cloud-of-smoke-63020_1280

火砕流の特徴と災害対策

火砕流とは、火口から出る高温の火山灰や溶岩のかけらやガスなどがまじったものが、ものすごい速さで斜面を流れてくる現象です。

高温(1000℃ともいわれる)と、高速(時速100km以上)のために、事前の避難以外に逃れることは非常に難しく、火山災害の中でも最も危険な現象の一つと言われています。

1991年雲仙普賢岳噴火では、43名の犠牲者を出す大災害になってしまいました。

火砕流から身を守るには、事前避難しか方法がないのです!

火砕流の対策は避難のみ

火砕流は、時速100km以上もの速度で迫ってきます。

車で逃げようとしても巻き込まれてしまいます。

どれほどの規模で起こるかはわからず、普賢岳では火口にできた溶岩ドームの大きさから推測したりしていたようですが、結果的に予測できないような規模で被害を出してしまいました。

溶岩流になるか火砕流になるかは火山によって違いがあり、マグマの特性は場所により変化をするようです。

粘性が強いマグマの場合は火砕流が起きやすいので、溶岩流と違い即刻火山から離れる対策が必要になります。

火山の噴火は予兆から予測することがとてもむずかしいため、噴火自体を前もって知ることは困難ですが、火砕流が発生する時点では、避難指示はとっくに出されているはずなので、安全な場所に避難して見守るしかすべはないようです。

市町村の発表しているハザードマップには、被害想定が出ていますので、事前に確認などしておくことも重要です。

近くの火山で噴火警戒ベルが上がったり、自治体などから避難準備情報が出された場合には噴火の予兆が考えられるので、事前の避難準備などの対策をとっておくのがいいと思います。

火山噴火の知識を持っていることも大切だと思われますので、噴火警報や噴火警戒レベルなどがどのような基準になっているか、近くにある火山の状態はどうなのか?といった事前知識をもっておくことも大切だと思います。

活火山の「噴火警戒レベル」
 リーフレット「噴火警報と噴火警戒レベル」






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