幼児の防災 「ヘルメット」と「防災ずきん」どちらが安心?204819

幼児の防災 「ヘルメット」と「防災ずきん」どちらが安心?

落下物の衝撃から頭を守る力に優れているのはヘルメット

火災にも強く、身近に保管できて、且つ頭を守ることができるのは防災ずきん、ということになるでしょうか。

幼児の防災スタイルといえば、誰もが思い浮かぶのは防災ずきんをかぶった姿ではないでしょうか?

でも、大人はみんなヘルメットをかぶっていますよね。

防災意識の高まりの中でのヘルメット配布

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阪神・淡路大震災や東日本大震災などの大きな災害を経験して、防災の意識が各職場などでも高まっています。

そうした中で、職場や自治会活動などの場所でも防災用にヘルメットが配られ、デスクの下に保管しているという方も多いのではないでしょうか。

ではなぜ、幼稚園や保育園では、幼児の防災グッズとして、ヘルメットではなく防災ずきんを持ってくるように言われるのでしょう。

幼児の防災、ヘルメットと防災ずきんでは、一体どちらが安心なのでしょうか??

衝撃吸収に優れているヘルメットですが、かさばる

ヘルメットを身近に置いておけるのであれば、幼児の防災グッズとしてヘルメットはふさわしいと思われます。

ただ、ヘルメットはかさばりますし、置き場所に困るという方も多いのではないでしょうか。

特に幼児となると、幼稚園や保育園では各園児の机というものはありません。

クラス全員分をまとめて、教室のはじのラックなどに保管する形になるでしょう。

身近に置いておきたい、幼児の防災グッズとしてのヘルメット

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災害等の報告などを読んでみると、何か探しに行っている間にけがをしてしまったというケースも多いようです。

また、地震の際には、揺れで驚いてしまって、身動きがとれなくなってしまうことも多いそうです。

幼児であればなおさらでしょう。

そういう観点からいって、幼児の防災に頭巾がふさわしいと考えられ、幼稚園や保育園の道具として指定されているのではないでしょうか。

幼児の防災グッズとして使えるヘルメット

身近に置いておける利便性や火災への対応も考えて、集団生活の上では幼児の防災グッズとして、防災ずきんが多く選択されています。

しかし、家庭にも防災ずきんを置いている、という方は実は少ないのではないでしょうか?

家庭にはざぶとんやクッションなど、頭を保護するものが手近にありますので、特に用意しなくてもよい、と考える家庭も多いと思います。

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ただ、最近は自転車に乗る時に幼児だけでなく大人も、ヘルメットをかぶります

この自転車ヘルメットが、幼児の防災ヘルメットとしての役割を担うこともできるでしょう。

ほぼ毎日使用するものですから、たびたび、「地震や洪水などでおうちが揺れているときは、これをかぶるんだよ」と幼児に言ってきかせるといいと思います。

幼児は、日々の生活の中で話したことなどをよく覚えているものです。

色々出てきている、防災ヘルメット

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防災の意識が高い昨今、防災ヘルメットも色々なものが発売されています。

たためるタイプのヘルメットは、かさばるという防災ヘルメットのデメリットを克服したものといえます。

幼児用も発売されており、幼児の防災ヘルメットとして、今後も普及していくのではないでしょうか。

防災ずきんと一体化したものも発売されています。

地震、台風、豪雨、火山など、日本各地で未曾有の災害が発生している昨今、幼児の防災ヘルメットにどのようなものを選択していくか、各自がしっかりと考える時が来ているのではないでしょうか。






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