災害時に使う防災倉庫115927

防災倉庫の役割り

防災倉庫は、非常時のために備蓄品を保管しておく倉庫の事で、国や県、市町村などが防災公園や広域避難所などに設置します。

目立つ銀色の倉庫も多く、「防災倉庫」と大きく書かれています。

中には非常食や、発電機、スコップ、バール、消火器など、救助や初期消火に使う機材なども保管されてあります。

都市部の会社などでは、独自に防災倉庫を備え、避難所と兼務させる機能をもったところもあるようです。

災害時、個人での持ち物は限られてしまいますので、このような防災倉庫の役目は大きいといえます。

共助で使うのが防災倉庫

震災などが発生した場合、ライフラインが寸断されて、消防などの救助活動が困難を極めるのは阪神大震災での経験から学びました。

防災倉庫もこのような経験から設置されるようになってきています。

震災発生当初は、市民が協力して初期消火や救助活動を行い、被害拡大を防ぐことがたいへん重要です。

阪神大震災では、こような「共助」で要救助者の8割以上を助けたといわれています。

こうした初期の救助活動ではがれきなどの排除は必要不可欠で、そうした理由から防災倉庫にはバールやジャッキ、スコップなども保管されているのです。

水や非常食も備蓄してありますが、本格的な救助や避難所の開設までの間だけ防災倉庫の備蓄品を共有するということになるでしょう。

防災倉庫の日常点検

防災倉庫の管理は、防災公園管理者や自治体によって行われますが、地域の自主防災組織にまかせる場合もあるようです。

定期的に、非常食の消費期限の確認や発電機の試運転などを行なって災害に備えていますが、年に何度かおこなわれる防災訓練においても資機材の確認や入れ替えがされています。

年々このような防災倉庫は増えているようですから、みなさんも周りを見て、あればよく場所を覚えておくといいと思います。

使わないのが一番いいのですが、備えておくことが防災です。

防災倉庫は「共助」の観点で設置されていますから、「誰かが」ではなく、「自分も」という意識で設置の意味を考えてもらえてらいいと思います。






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