パスタは保存食として適当なのか!?pasta-865024_640

保存食としての乾燥パスタ

備蓄用保存食としては、缶詰やレトルト食品などがありますが、パスタはどうでしょう。

あれだけ乾燥しているのですから、不向きのはずはないのですが、それには水道やガス、電気といったライフラインが生きていることが前提になるかも知れません。

パスタは通常、安定した火力でも10分程度のゆで時間が必要ですから、非常時の、しかもライフラインのおぼつかない場合はなかなかすすめにくいです。

乾燥パスタの調理時間は保存食としては長すぎる?

パスタの賞味期限は1年程度でしょうか。

災害時には、ライフラインが寸断する事が前提で備蓄品なども準備すると思いますが、パスタはゆでるだけで10分程度かかります。

カッセットコンロぐらいしか調理器具がない場合には、水やガスの消費量を考えるとちょっと不安です。

ただ、最近の乾燥パスタには、ゆで時間が3分というものも出てきましたので、こうした時短の出来るものならば保存食としてもいいと思います。

あとは味付けです。

レトルトや缶詰のものもありますが、おススメはからめるだけの粉末タイプのもの。

できるだけ早く簡単に、水やカセットガスの消費を抑えた調理が保存食のポイントになってくると思います。

最近では、備蓄用としてお湯や水を混ぜるだけのもの(味付き)も出てきましたので、そうしたものならば十分に保存食としては備蓄向きと言えるでしょう。

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お湯を注ぐだけで出来るパスタ

出典:楽天市場・防災館:http://item.rakuten.co.jp/bousaikan/422149/#422149

保存食はなるべくあたたかく食べられるものが大事

災害の時は、あたたかい食事がやはり必要になります。

冷たいと食欲もなくなりますし、あたたかいものや甘いものは気力が落ちている場合にはとても大切だと思います。

保存食としてパスタを考えた場合は、調理時間の燃料や手間を考えると他の非常食に比べるとやや適度は落ちますが、選び方によっては十分な保存食となるのではないでしょうか。






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